2021/09/21 00:46

私の最初のニューヨーク(NYC)は、記録を探ってみると2005年の夏だった。

店舗装飾の仕事だけでは将来の不安もあったし、お花を使う仕事も結構もらえる様になっていたので、
生花のアレンジをしっかりと勉強したいと思い始めた時だった。

当時を思い返すと、いつもお世話になっている個人顧客の年配の女性に、「これからの仕事で役立つと思うなら、借金してでも行きなさい!」と背中を押され、家族には無理を押し付けて(その当時は、まだ小学校高学年と中学の子育て中)。
先ずはインターネットで偶然見つけたNYCの日本人フラワーデザイナーの門をたたいたのが始まりだ。

本当に貯蓄のなく、ギリギリで仕事を回していたのに、今思い返すと若気の至に近いものがあった。
そのころは、海外で使用すると携帯電話料金はめちゃくちゃ高額だったのでGoogle mapにも頼れず、
初ひとり旅なのに英会話は中学レベルで、出発前にアメリカ人の友人からは、NYCは怖いとひどく脅かされた。
今でも、初めてJFK国際空港から出た時の、白タクのお兄さんたちの目が怖く、自分の心臓はドキドキで目は直視のまま、彼らの前を一目散に通り過ぎたのを覚えている(笑)

結果から言えば、最初のNYCから結局毎年NYCに年に一度以上は訪問することになった。(コロナ前まで)
それだけ自分にとって、魅力的な街だったし、この最初の1回がなければ今の自分の仕事は続いていなかったと確信している。


その辺は、また後ほど。
Charlie